アーティーチョーク(あーてぃーちょーく)

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アーティーチョークに含まれる主要栄養素

栄養素名 カルシウム カリウム カロテン ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンC 食物繊維
100g含量 - - - - - - - -
一日
所要量
- - - - - - - -
単位 (mg) (mg) (mg) (μg) (mg) (mg) (mg) (g)

アーティーチョークとは

アーティーチョークは、キク科チョウセンアザミ属の多年草で若いつぼみを食用とし、葉をハーブティーとして用います。地中海沿岸が原産となっています。野菜としてのアーティーチョークは、肉厚のつぼみの芯を食べることができます。芯の部分を「アーティチョーク・ハート」といい、柔らかく食べ応えがあります。デンプン質でほくほくしていて、それはソラマメや栗のような風味があります。

旬の時期

アーティーチョークの収穫の時期は花蕾が直径10cmくらいに膨らんだらまだ固く閉じているうちに収穫していきます。

花蕾は6月ごろからが収穫の時期となってきます。

アーティーチョークの栄養成分

アーティーチョークにはカリウムが豊富に含まれています。塩分を排泄する役割があり、高血圧予防や、激しい運動によるけいれんを抑える効果があります。そして、アーティーチョークの葉には、シナソンという成分が含まれていて、肝臓の解毒作用があります。

ベトナムでは二日酔いを防ぐ薬草茶として利用されています。

そして、脂肪の分解を促進し、消化を促す役割をします。食べすぎのときやこってりしたものを食べたあとに胃もたれを防ぎます。

血中コレステロール値を下げたり、利尿作用、便秘や貧血、糖尿病を防ぎます。

アーティーチョークの効能

効能として挙げられるのは、上記でも述べたような肝臓の解毒、消化促進、胆汁分泌の促進、利尿作用、便秘、貧血、動脈硬化、糖尿病を防ぐといったものがあります。

ベトナムでは薬草茶として使われるだけあって、薬のような効果を示します。

アーティーチョークの形や色の特徴

緑色をしていて丸さと、つぼみが大きくなるため重さがあります。

代表的なレシピ

葉はハーブティーとして使われることが多く、シングルまたはブレンドで一般的に飲むのが主流です。注意点として、キク科のアレルギーの人は気をつけましょう。

家庭における保存方法

アーティーチョークは乾燥を防ぐために、ビニール袋やポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜庫に入れておくことが一般的となっています。

また、長期保存する場合はオイル漬けまたはピクルスにすることで長期間の保存が可能になります。

オイル漬けは、アーティーチョークのガクをはいで可食部だけにまずはし、ワインビネガーと白ワイン、塩少々とともに鍋に入れ、蓋をして蒸し煮にします。

火が通ったらアーティーチョークを出しザルにあげてしばらく乾かし、ローリエなどのハーブと一緒にして瓶に入れ、オリーブオイルで満たし蓋をして煮沸したら完成になります。

こういった工程でアーティーチョークをオイル漬けにすることで長期保存が可能になります。

店における食べ頃

アーティーチョークは可食部が非常に少なく、収穫時期として適しているのが花が咲く前になります。その時期に収穫したアーティーチョークが最も美味しいとされていて、収穫が遅れてしまうと品質が落ちることで味も落ちていきます。

そのため、店頭に並んでいるものは収穫時期に適したものを販売しているので並んでいる時期は食べごろといえるでしょう。

食用となる総苞片と花托はほとんどデンプン質ですが、食物繊維は豊富に含まれていて、ファイバーフードとして人気が出ています。

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