キャベツ(きゃべつ)
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キャベツに含まれる主要栄養素
栄養素名 | カルシウム | 鉄 | カリウム | カロテン | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンC | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100g含量 | 43 | 0.3 | 200 | 50 | 0.04 | 0.03 | 41 | 1.8 |
一日 所要量 |
500〜600 | 12 | 2000 | 1,800〜2,000 | 0.8〜1.1 | 0.1〜1.2 | 100 | 20〜25 |
単位 | (mg) | (mg) | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) | (g) |
キャベツに含まれる栄養 効用
淡の野菜。ビタミンUであるキャベジンが胃腸の調子を整える働きがあり、胃粘膜を強化し、傷ついた胃を修復する作用があります。また、肝臓の解毒作用もあるので、二日酔いにも◎。芯にはビタミンCも豊富で、風邪予防、免疫力アップの効果も。ビタミンC、やビタミンUは、加熱すると損失してしまうので、生で食べるのが◎もしくは、スープにして汁ごと食べるのも良いです。
きゃべつの旬は、3シーズンあります。冬に収穫される寒玉きゃべつ(冬キャベツ)は、愛知県や千葉県が主な生産地で、11月頃から2月頃までが旬です。
春に収穫される春玉(春キャベツ)は、千葉県や神奈川県、九州地方で栽培されています。
夏に収穫される高原キャベツ(夏キャベツ)は、群馬県、長野、北海道をはじめ東北で作られる高冷地で生産されるキャベツを言います。
キャベツには、ビタミンC、Kが豊富に含まれています。ビタミンCは、風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があり、ビタミンKは血液の凝固促進や骨の形成に貢献しています。
キャベツに含まれるビタミンU(キャベジンと呼ばれ薬の名前にもなっています)は、胃腸に対する抗潰瘍作用があり、潰瘍の予防や治療に非常に高い効果があります。また、大根に含まれているジャスターゼはデンプン分解酵素で、消化を助け、胃酸過多、胃もたれや胸やけにも効果があります。
保存方法
キャベツの保存方法として、まず冷蔵保存する場合、まるごと保存したいならばキャベツの芯はくり抜き、くり抜いた場所にキッチンペーパーを水で濡らしたものを詰めます。その後は、芯の部分を下にして、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
カットした物の場合、切り口を覆う程度にラップをかけ、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
次に冷凍保存する場合、キャベツをざく切りにして、水気を抜き、冷凍用保存袋に入れて金属製のトレーに乗せて冷凍させたらそのまま冷凍庫で保存しましょう。また、加熱処理をして急速冷凍させる方法もあります。
食べごろの選び方
キャベツは種類によって旬が違うので、ほぼ周年美味しい物が出回っています。
美味しいキャベツを選ぶ際には、キャベツを持ってずっしりと重みがある物、しっかりとしたみずみずしい外葉が付いたままの物を選ぶと良いでしょう。外葉が無い物、白っぽい玉の状態で売られている物は古くなっているか、外葉が虫や搬送の際に傷んだ物なのでなるべく選ばないようにしましょう。
また、底を見て、軸の部分の切り口が新しいかどうか、太すぎないかどうかの物を選んでください。
その他、なるべく緑が濃い物、艶のある物を選ぶようにしましょう。
キャベツを使ったレシピ (NHKみんなの料理 ケンタロウレシピより)
キャベツとゆで卵のゴマサラダ
材料(2人分)
キャベツ | 1/4個 |
---|---|
ゆで卵 | 2個 |
Aオイスターソース | 大匙1弱 |
ごま油 | 大匙1 |
白いりごま | 大匙1 |
黒いりごま | 大匙1 |
胡椒 | 適宜 |
手順
- キャベツは、千切りにする。あんまり神経質に細かくしなくてもいい。やや太いぐらいが美味しい。
- ゆで卵は4等分する。
- ボウルにAを入れてよおおく混ぜ、1を加えて和えて完成。
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その他野菜一覧
緑黄系
アスパラガス / 南瓜 / 小松菜 / サヤインゲン / サヤエンドウ / シシ唐辛子 / 紫蘇/大葉 / 黄ピーマン / 赤ピーマン / 春菊 / チンゲン菜 / 蔓紫 / トマト / 菜の花 / 韮 / 人参 / パセリ / フキ / 緑ピーマン / ブロッコリー / ホウレン草 / 三つ葉 / モロヘイヤ / わけぎ
淡色系
枝豆 / カブ / カリフラワー / キャベツ / 胡瓜 / 牛蒡 / サニーレタス / 生姜 / スイートコーン / せり / セロリ / 大根 / 竹の子 / 玉葱 / 茄子 / 大蒜 / 葱 / 白菜 / レタス / 蓮根 / ゆり根 / 生椎茸
芋系