竹の子(たけのこ)
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竹の子に含まれる主要栄養素
栄養素名 | カルシウム | 鉄 | カリウム | カロテン | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンC | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100g含量 | - | - | - | - | - | - | - | - |
一日 所要量 |
500〜600 | 12 | 2000 | 1,800〜2,000 | 0.8〜1.1 | 0.1〜1.2 | 100 | 20〜25 |
単位 | (mg) | (mg) | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) | (g) |
竹の子に含まれる栄養 効能
淡の野菜。竹の子特有のアミノ酸、チロシンが生活習慣病予防に◎。食物繊維が豊富で便秘解消、大腸がんの予防にも効果あり。アクに含まれるシュウ酸は結石を作る要素の一つなので、調理前に十分なアク抜きをしましょう。
春先、地面から芽の出かけているものをタケノコとして食用にします。その後、数m程度に成長したものの穂先部分も刈り取って食用としますが、これは穂先タケノコと呼ばれます。
タケノコは、掘り取ってから時間が経つほど固くなると共にえぐみが強くなるので、竹の子の産地では、殆どを掘ってすぐに水煮加工します。水煮タケノコの白い粉は、、タンパク質のチロシンといい、摂取すると脳内物質のドーパミンが増加し気力アップに効果があります。
タケノコは、食物繊維以外にもカリウムを多く含んでおり、体の水分バランスを整え、ナトリウムの排出を促す作用があります。浮腫みの解消、高血圧の予防に効果があり、他の野菜と比べると少ないですが、ビタミンB1、B2、C、Eなど、美容に良い栄養成分も含んではいます。
タケノコは、食物繊維を多く含みカロリーも低いので、便秘の改善をする他、血糖値の上昇を防ぎコレステロールの排出を促す働きがあります。ダイエット中・便秘中の片には、お勧めできる食材です。
保存方法
竹の子は保存にはあまり向きません。
基本的にはすぐに食べるのがいいとされています。
ですが、一応冷蔵庫で保存する方法と冷凍保存する方法もあります。
皮付きの竹の子であれば、そのまま冷蔵庫で保存。3~5日くらい持ちます。
竹の子を茹でて冷蔵庫で保存する方法もあります。
ただし、2~3日以内に使い切るのが鉄則です。
どうしても竹の子を長期保存したいときは冷凍保存をします。
竹の子を小さくカットし、茹でてフリーザーバッグなどに入れて冷凍保存します。
食感が落ちてしまうので、炒め物などに利用しましょう。
更に長期間の場合は、密封出来る瓶に入れ、電子レンジにかけ、沸騰させるか、沸騰した湯に首まで浸して煮沸した状態で蓋をきっちりと締めて保存します。
食べごろの選び方
収穫時期は地方によってかなり差が出てきます。
生産量で見ると福岡が最も沢山生産出荷しています。次いで鹿児島、熊本と九州が全国の約7割を賄っているという事になります。暖かく、他の地方よりも早くから出荷されるからでしょうか。
鹿児島など早い地方では11月頃から収穫が始まるところもあり、九州や四国の「早堀たけのこ」と呼ばれるものはおおむね12月中旬からが本格的に出荷が始まります。
京都あたりでは2月中旬頃から始まります。
おおむね、春から初夏が旬と言えるでしょう。
福岡では北九州の「合馬たけのこ」が有名で、12月中旬頃から出荷が始まります。
タケノコを使ったレシピ
材料
タケノコ下ゆでしたもの | 100g |
---|---|
人参 | 1/2本 |
ごま油 | 大匙1弱 |
鷹の爪 | 1本 |
だし汁 | カップ1弱 |
醤油 | 大匙1 |
みりん | 小匙2 |
白ごま | 適量 |
手順
- タケノコも人参も1cm幅の短冊切りにする
- フライパンにごま油をひき、鷹の爪、人参を先に炒め、続けてタケノコを軽く炒める。
- だし汁、みりん、醤油を加え煮汁がなくなるまで煮る。
- 白ごまを適量ふって出来上がり。
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その他野菜一覧
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