ダイコクホンシメジ (だいこくほんしめじ)
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"Honshimeji" by トリュフ - 私がデジカメで撮影. Licensed under Public domain via ウィキメディア・コモンズ.
ダイコクホンシメジ に含まれる主要栄養素
栄養素名 | カルシウム | 鉄 | カリウム | カロテン | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンC | 食物繊維 |
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100g含量 | - | - | - | - | - | - | - | - |
一日 所要量 |
- | - | - | - | - | - | - | - |
単位 | (mg) | (mg) | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) | (g) |
大黒本占地とぶなしめじの違いって?
大黒本占地(だいこくほんしめじ)と、ブナシメジは、別物で、日本全国に流通していたのは、ブナシメジでした。
ブナシメジを本占地(ほんしめじ)と称して販売する慣習は直されています。
本占地はシメジ科シメジ属の天然のきのこが、本占地と呼ばれ、ブナシメジはシロタモギタケ属です。
希少価値のある本占地の軸の部分が徳利状に膨らみを持ったものは、七福神の大黒様のお腹に似ていることから「大黒本占地」と呼ばれ、高級きのことして料亭向けに扱われています。
傘は2−8センチで、初めは半球形から饅頭型、後に平らに開きます。
色は灰褐色で、白色のかすり模様があります。
柄は長さ3−8センチで白色、下部がとっくり状に膨らんでいます。菌糸の成長温度は5−32℃で。適切な温度は、25−26℃です。
子全体の発生温度は15℃前後です。
大黒本占地の旬の時期
秋にコナラ林やアカマツ林の樹木に菌根を作って生活し、子実体は地上に単生−群生します。
多く出まわる時期は10月−3月頃です。
主な産地は天然物は岩手県や秋田県、山形県等です。
大黒本占地の栄養成分等について
食物繊維、カリウム、リン、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸が多く含まれています。
カリウムが特に豊富です。
大黒本占地の効能
ミネラル、ビタミン、食物繊維が豊富で低カロリーなので生活習慣病の予防に有効です。
また、きのこ類に含まれるβグルカンは免疫力を高めます。
がん予防効果も期待されます。
豊富なカリウムについてはナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿排泄を促す働きがあり、血圧を下げる作用があるとされます。
代表レシピや保存方法
バターソテーや、炊き込みご飯など、煮物、クリームシチューやかさ増しにも使われます。
大黒本占地は高級きのこなので料亭で天ぷらなどにもされます。
保存方法はビニール袋等に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れましょう。保存期間は、4.5日間で早めに食べることです。
家庭における保存方法
キノコ類は水気を嫌うので濡れないように気をつけ、乾燥しないように袋に入れ、冷蔵庫に入れ3日〜4日までに使い切りましょう。
たくさんあり使い切れない場合は冷凍保存する事も出来ます。
その場合は、石づきの先の部分だけを切り落として保存袋などに入れて冷凍します。使う際は必要な分だけ取り出し、凍ったまま調理しても大丈夫です。
店における食べ頃
天然のホンシメジは9月下旬頃から11月初旬あたりまでが収穫時期となります。
ホンシメジはブナシメジと比べ苦味が無やくせが無く、旨み成分がとても多く含まれています。
加熱調理しても食感が損なわれにくく、煮込んでもコリコリした歯触りを楽しむ事が出来ます。逆に歯触りが残るので、料理によっては食べやすい大きさに切って調理する必要があります。
鍋や味噌汁などの汁物や煮物、適度な細さに切ってさっと茹で、おひたしやあえ物に、色々なキノコや野菜と炒め物にも使えます。
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その他野菜一覧
緑黄系
アスパラガス / 南瓜 / 小松菜 / サヤインゲン / サヤエンドウ / シシ唐辛子 / 紫蘇/大葉 / 黄ピーマン / 赤ピーマン / 春菊 / チンゲン菜 / 蔓紫 / トマト / 菜の花 / 韮 / 人参 / パセリ / フキ / 緑ピーマン / ブロッコリー / ホウレン草 / 三つ葉 / モロヘイヤ / わけぎ
淡色系
枝豆 / カブ / カリフラワー / キャベツ / 胡瓜 / 牛蒡 / サニーレタス / 生姜 / スイートコーン / せり / セロリ / 大根 / 竹の子 / 玉葱 / 茄子 / 大蒜 / 葱 / 白菜 / レタス / 蓮根 / ゆり根 / 生椎茸
芋系