カツオナ (かつおな)

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カツオナ に含まれる主要栄養素

栄養素名 カルシウム カリウム カロテン ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンC 食物繊維
100g含量 - - - - - - - -
一日
所要量
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単位 (mg) (mg) (mg) (μg) (mg) (mg) (mg) (g)

あらまし

 勝男菜は高菜に似たアブラナ科の葉野菜です。アミノ酸であるグルタミン酸、アスパラギンなどを多く含むため、旨みがつよく、カツオそのものの味がするわけではないのですが料理に使うと魚出汁がいらないほどであることがこの名前の由来です。

 福岡の伝統野菜であり、地元では正月の「博多雑煮」にいれるなど関東での小松菜のようにつかわれており、その「勝男」という名前から縁起ものとしても重宝されています。

 近年はその美味しさだけでなく優れた栄養面からTV番組で健康食材としてとりあげられることも多く、通販サイトで比較的簡単に購入できることなどからその人気は福岡県の周辺にとどまらない全国的なものになってきています。

旬の時期

12月から1月が旬の冬野菜です。

栄養成分

 同種の葉野菜よりもカルシウムが多く含まれているほか、β-カロテン、ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンDなども豊富です。緑黄色野菜の王様といっても過言では無いかもしれません。

効能

 カルシウムは成長期の骨の発育や、加齢に伴って高まる骨粗しょう症の発症を予防するために欠かせない成分です。これに加えてビタミンDがカルシウムの骨への定着を助けます。

 強い抗酸化作用をもつため活性酸素を抑制し、細胞の酸化に伴う老化を防ぐ効果が見込めます。活性酸素を抑制することはすなわち癌の発生リスクを抑えることにもつながります。

形や色の特徴

 濃い緑色をした葉の長さは40センチから50センチとやや大きめです。一見、小松菜などと比べると葉は肉厚で波打つようなちぢみがあり、ややワイルドな見た目をしているため硬そうにみえます。しかし加熱調理するとやわらかくなり、たべやすくなります。

代表的なレシピ

 勝男菜の抗酸化作用は過熱しても失われることはないので、歯ごたえを楽しみたければ炒め物や和え物にして、胃腸での消化を考えてやわらかくしたければ鍋料理、煮物などの料理にいれてもおいしく食べられます。つまり万能性のある野菜といえます。
 
とくにお味噌汁などの汁物にいれるとそのうまみを堪能できます。そして福岡県周辺以外の方はいつもとはちがったお正月を演出する、一味違ったお雑煮をつくるためにお取寄せして試してみるのもよいでしょう。

家庭における保存方法

勝男菜の保存方法は買ってきたら洗っていき大体数センチぐらいの大きさに切り分けるんですが、茎と葉が気になる人は茎と葉を切り分けてから行っても大丈夫です。
鍋に水を張り塩少々を入れた中に勝男菜を入れ軽く茹でてたら、冷水で軽く熱を取り除いて水を切っていき、使用したい分だけ分けたら残りの勝男菜はラップに包んでいきます。
熱が取れて冷めたら冷蔵庫保存するのが一般的とされています。

お店における食べ頃

店頭に並ぶのは主に、出荷の時期の12月から1月の間に並べられてる事が多いです、
この時期になると、正月になるためお雑煮等に使われる事が多くなるためこの時期になると使用する人も増えます。

並んでいるのは新鮮で冬にしか取れない時期ですが、パッケージは小松菜と似ていますがかつお菜としっかり書かれてあり綺麗な緑色をしていて、束になって袋に入って売られています。もし、緑色が黒ずみかけていたら腐っている可能性があり食べ頃を過ぎていたりするかもしれません。

お雑煮などの他には、胡麻和え炒め物などに加えると美味しくいただけますがレパートリーが限られてくる野菜です。

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