オカワカメ (おかわかめ)
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オカワカメ に含まれる主要栄養素
栄養素名 | カルシウム | 鉄 | カリウム | カロテン | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンC | 食物繊維 |
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100g含量 | - | - | - | - | - | - | - | - |
一日 所要量 |
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単位 | (mg) | (mg) | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) | (g) |
緑のカーテンに最適!オカワカメ
オカワカメは南アメリカの熱帯地域が原産とされるツルムラサキ科のつる性植物の葉です。葉に厚みがあり、触った感じはしっとりとしてゴムのような感触がします。細かく刻むことでぬめりが出てきます。日本には中国から、長寿の薬草として伝わったそうです。
生のまま食べると青臭みが感じられますが、さっと茹でる事でかなり食べやすくなります。茹でた状態が、見た目も食感もワカメに似ていることからオカワカメと呼ばれるようになりました。
病害虫にも強く無農薬でも栽培出来ることから、緑のカーテンとして利用されたりします。つる性の植物で作る窓を覆う自然のカーテンのことですが、美味しく食べられて1年が終わっても時期が来れば再び芽を出してくれるのでよく利用されます。
オカワカメの旬
多年草なので熱帯環境では周年緑の葉が茂っていますが、本州では冬の時期は根塊の状態で冬眠します。春先の5月から秋に葉が枯れ始める10月頃まで収穫されます。
オカワカメの効能
マグネシウムはレタスの8倍、銅はキャベツの8倍、カルシウムはピーマンの6倍、亜鉛はニラの2.5倍と、ビタミンやミネラルが豊富に含まれた野菜です。その栄養の高さから「雲南百薬(ウンナンヒャクヤク)」とも呼ばれており、栄養成分の高さが窺えます。
糖尿病予防を始め、血液サラサラ効果、貧血、生理痛、白内障など、様々な症状に効果があるとされています。
オカワカメの美味しい食べ方
生のままでも食べることが出来ますが、青臭みが気になると思います。さっと茹でることによってクセがグンと減って食べやすくなります。刻むことによって出るぬめりも楽しみたいです。
葉はさっと熱湯に通して水気を切りサラダに、和え物に、生のまま衣を付けて天ぷらにしたり食べやすい大きさに切って炒め物に加えるのも美味しいです。季節が終わる頃に出来るむかごも食べることができ、ヤマイモのむかごのように調理して食べることが出来ます。
家庭における保存方法
オカワカメは、生のままでも冷蔵庫で数日は確実に保存が可能ですが、季節によって高温期は乾燥で萎れやすくなっています。
なので少し萎れ気味でも湯がいて水を切っておけば野菜保存袋やタッパーなどで結構な期間保存ができます。
湯がいたオカワカメは汁ものやラーメン、そば、うどんの具として使うことができ、一風かわった味を楽しむことができます。
店における食べ頃
オカワカメは熱帯環境では周年緑の葉が残っていて、冬に低温となる本州では冬は冬眠し、根塊の状態で越し、翌春にまた芽を伸ばします。
本州では春5月〜秋に葉が枯れるまで収穫することができます。
なのでオカワカメの旬は5月〜10月までとなっています。
その時期のオカワカメは美味しく、食べごろといえるので、旬の時期のものを食べるようにするといいでしょう。
食べ方も色々とあるので、うまく活用すると調理が手軽にできるようになり、便利です。
一人暮らしの学生や忙しい会社員の人にが使うのにも楽でいいようです。
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その他野菜一覧
緑黄系
アスパラガス / 南瓜 / 小松菜 / サヤインゲン / サヤエンドウ / シシ唐辛子 / 紫蘇/大葉 / 黄ピーマン / 赤ピーマン / 春菊 / チンゲン菜 / 蔓紫 / トマト / 菜の花 / 韮 / 人参 / パセリ / フキ / 緑ピーマン / ブロッコリー / ホウレン草 / 三つ葉 / モロヘイヤ / わけぎ
淡色系
枝豆 / カブ / カリフラワー / キャベツ / 胡瓜 / 牛蒡 / サニーレタス / 生姜 / スイートコーン / せり / セロリ / 大根 / 竹の子 / 玉葱 / 茄子 / 大蒜 / 葱 / 白菜 / レタス / 蓮根 / ゆり根 / 生椎茸
芋系