オクラ (おくら)
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"Bucket of raw okra pods" by Bill Tarpenning - USDA (http://www.usda.gov/oc/photo/96cs2488.htm). Licensed under Public domain via ウィキメディア・コモンズ.
オクラ に含まれる主要栄養素
栄養素名 | カルシウム | 鉄 | カリウム | カロテン | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンC | 食物繊維 |
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100g含量 | - | - | - | - | - | - | - | - |
一日 所要量 |
- | - | - | - | - | - | - | - |
単位 | (mg) | (mg) | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) | (g) |
オクラは英語?
アオイ科トロロアオイ属の植物で、アフリカ北東部が原産地になります。日本に入ってきたのは明治時代初期で、「ネリ」と呼ばれていたトロロアオイに近い種類であるためアメリカネリと名付けられました。現在は沖縄や鹿児島以外では「オクラ」という英語名称以外通じないようです。
現在日本での主流は、断面が丸みを帯びた星型になる品種です。沖縄や八丈島では断面が丸いものが栽培されており、他にも暗紅色になる品種など種類は様々です。あまり大きくなると繊維が発達して食感が悪くなるので、星型は実が10センチほど成長した段階で収穫されます。
オクラの旬
施設栽培と、晩秋から春先まではタイなどの南国からも輸入されているので市場には通年流通しています。南国野菜なので日本での収穫時期は暑い夏の時期、6月〜8月が旬になります。
オクラの栄養成分
オクラに含まれるぬめりの成分はガラクタン、アラバン、ペクチンといった食物繊維です。ペクチンは整腸作用を促しコレステロールを排出する作用や、便秘を防ぎ大腸ガンを予防する効果があると言われています。
またβ−カロテンがレタスの3倍以上で、カリウムやカルシウムも豊富に含まれています。
オクラの調理法
オクラの表面には産毛がたくさんあります。使う前は塩を擦りつけて洗って産毛を取り、色を鮮やかにさせましょう。細かく刻むほどネバネバがたくさん出て、このネバネバは熱にも強い性質を持っています。塩を加えた湯で茹でてから使用することも出来ます。沸騰してから入れて2分ほどで茹で上がり、冷水に一旦さらしザルに揚げておきましょう。2分が最もネバネバして歯ざわりの残る時間ですが、お好みで茹で時間を調節して使い分けると良いでしょう。
生のままサラダに加えたり、種を取って細かくしソースに、下茹でしたものを軽く炒めたり、煮過ぎないように煮物や味噌汁の具にしたりと使い方は様々です。
家庭における保存方法
オクラは冷蔵庫には入れないほうがいいでしょう。入れておくならば野菜庫にしてください。
暖かいところで採れるオクラは5度以下になると低温障害を起こすことが多くなります。
また、新聞紙などでくるみ、冷暗所に置いておきます。食べる前に冷やすようにしましょう。
オクラは冷凍保存も可能で、生のまま冷凍したり、湯通しして冷凍、タタキやピューレにして冷凍など種類が沢山あり、その後の調理方法によっても分けることができます。
また、使いかけのものは密閉して冷蔵庫に入れ、早めに使い切るようにしましょう。
店における食べ頃
施設栽培に加え、晩秋から春先まではタイなどの南国からも輸入され、通年市場に流通しています。
南国の野菜なので日本の露地栽培物が収穫できるのは暑い夏の時期で、6月〜8月の夏季でその時期が旬といえます。
その時期のオクラは新鮮でおいしくいただけるでしょう。
店に並びだすのは採れたてのものなども多いので、新鮮なものを選ぶようにし、傷んでいるものなどは避けるようにしましょう。
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その他野菜一覧
緑黄系
アスパラガス / 南瓜 / 小松菜 / サヤインゲン / サヤエンドウ / シシ唐辛子 / 紫蘇/大葉 / 黄ピーマン / 赤ピーマン / 春菊 / チンゲン菜 / 蔓紫 / トマト / 菜の花 / 韮 / 人参 / パセリ / フキ / 緑ピーマン / ブロッコリー / ホウレン草 / 三つ葉 / モロヘイヤ / わけぎ
淡色系
枝豆 / カブ / カリフラワー / キャベツ / 胡瓜 / 牛蒡 / サニーレタス / 生姜 / スイートコーン / せり / セロリ / 大根 / 竹の子 / 玉葱 / 茄子 / 大蒜 / 葱 / 白菜 / レタス / 蓮根 / ゆり根 / 生椎茸
芋系