エリンギ (えりんぎ)
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"Pleurotus eryngii" by Lemon-s - 投稿者自身による作品. Licensed under Public domain via ウィキメディア・コモンズ.
エリンギ に含まれる主要栄養素
栄養素名 | カルシウム | 鉄 | カリウム | カロテン | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンC | 食物繊維 |
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100g含量 | - | - | - | - | - | - | - | - |
一日 所要量 |
- | - | - | - | - | - | - | - |
単位 | (mg) | (mg) | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) | (g) |
歯ごたえ良く手ごろなエリンギ
原産地のヨーロッパや中央アジアでは人気のある食用キノコで、フランス料理やイタリアりょうりなどの定番食材の一つです。日本では本種の自生はなく、1990年代に愛知県で初の人工栽培が行われ、太くて大きいエリンギが開発されました。栽培技術の普及と共に全国各地に広がり、商業栽培が行われるようになりました。
日本では伸ばした柄の部分が好まれていますが、海外では開いた傘の部分が好まれています。繊維と直角に切ったり食べやすい大きさに手で裂いたり、煮ても焼いても美味しく調理できて便利です。しかし、食中毒の危険があるので必ず加熱して料理しましょう。
エリンギの旬
9月〜1月頃が旬になりますが、日本では人工栽培していますので1年を通して食べられます。軸が硬くしっかりとして、白く太いものを選びましょう。傘はふちが内側に巻き込んでいて、開きすぎていないものが良いでしょう。
エリンギの効能
食物繊維やカリウム、ナイアシンが他のキノコに比べて豊富で、これは生活習慣病の予防に効果があると言われています。ナイアシンは皮膚や粘膜の健康を保ち、アルコールの解毒にも効果のある栄養素です。
また、含まれているビタミンDがカルシウムの吸収を高めて骨粗しょう症の予防に、ビタミンBは炭水化物の代謝を促したり疲労回復にと期待されています。
エリンギの美味しい食べ方
エリンギは比較的日持ちしますが、他のキノコ同様水気が苦手なので濡れないよう気をつけましょう。乾燥しないように袋に入れて、冷蔵庫に入れて3日〜4日までに使い切りましょう。
歯ざわりの良さとエリンギそのものにあまり味や香りが無いのが特徴なので、しっかり味と香りを持った食材と組み合わせて食感を楽しむような食べ方がお勧めです。汁物や煮物、ニンニクを効かせバターやオリーブオイルでソテーするととても美味しいです。食感を大事に、天ぷらやフライなどの揚げ物にしても楽しめる食材です。
家庭における保存方法
日持ちはするものの水気を嫌うので濡らさないようにしましょう。
乾燥しないよう袋に入れ、冷蔵庫で3〜4日以内に使い切りましょう。
もしどうしても使いきれない場合には、歯触りや食味は落ちるものの冷凍できます。
その際は生のまま冷凍するのではなく、食べやすく切って軽くソテーしてバットなどにラップを敷いてそこに広げて冷凍します。
凍ったら保存袋に入れ、冷凍しておきます。使う際は、冷凍のまま調理し、炒め物や汁物、きのこのマリネなどに用いましょう。
店における食べ頃
エリンギは歯触りが持ち味で、その歯触りは鮮度とともに落ちていきます。
古く傷むとアンモニア臭のような異臭がし始め、買う際には鮮度チェックをするようにしましょう。
色は白いほうが良く、柄の部分に張りがあってしわがないこと、持った時にしっかりと硬い弾力を感じるものがいいでしょう。
傘は開ききっていないもので、裏のひだが真っ白で綺麗に揃っているものは新鮮といえ、黒ずみ、ごろごろしているものは避けましょう。
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その他野菜一覧
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淡色系
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芋系