ハツカダイコン (はつかだいこん)
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"Raphanus sativus". Licensed under Public domain via ウィキメディア・コモンズ.
ハツカダイコン に含まれる主要栄養素
栄養素名 | カルシウム | 鉄 | カリウム | カロテン | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンC | 食物繊維 |
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100g含量 | - | - | - | - | - | - | - | - |
一日 所要量 |
- | - | - | - | - | - | - | - |
単位 | (mg) | (mg) | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) | (g) |
二十日大根(はつかだいこん)の呼び名の由来についてご存知ですか?
二十日大根は、アブラナ科ダイコン属の植物で、ラディッシュとも呼ばれます。
原産国はヨーロッパで、日本には明治時代に伝播した野菜です。
和名は、萌芽から収穫までが早くて20日程度であることからきています。
主として肥大した根、茎、胚軸を食用とします。
二十日大根は大根の中で最も小型で、収穫までの時期が短く、それほど環境を選ばないために全国で栽培されています。
生で食べるか、酢の物として食べるのが主な食べ方で、日本では生で食べることが多いですがベトナムなど東南アジアの国では一般に煮たり茹でたり漬物にされることが多く、生で食べることはありません。
菜つきのものは、かってすぐに菜を切り落として密封し、冷蔵庫で保存します。
二十日大根の旬
二十日大根の旬は3月から11月に掛けてで、春から秋の間です。
二十日大根の栄養成分
二十日大根に含まれる栄養成分は、ジアスターゼ、ビタミンC、葉の部分からはビタミンC、カリウム、カルシウムと多く含まれており、なかでもβカロチンはかなり多く含まれています。
二十日大根の効能
ジアスターゼから得るでんぷん分解酵素、胃酸過多、胃もたれ、胸焼けに対する効果と
ビタミンCから得る美肌効果など。大根に含まれている栄養素と似ています。
二十日大根にはウイルスに対する抵抗力をつけたりする効果があります。
水溶性ビタミンなので、過剰に摂取した分は体外に排出されるため、過剰摂取の心配はありません。
二十日大根の色と形の特徴
大根部分の色は赤色で丸く、葉が緑色で細長くついています。
二十日大根のレシピ
代表的なレシピは大根サラダです。
ほかには、二十日大根とたまねぎのドレッシング、二十日大根とつなのサラダ、二十日大根でつくったポタージュ、二十日大根の漬物など和食にも洋食にも使用でき、調味料としても使うことが可能です。
家庭における保存方法
冷蔵庫に入れて保存する場合、乾燥で味が落ちるのを防ぐため、水で濡らしたキッチンペーパーでくるんでさらにそれを密封できる容器に入れて保存しましょう。この際、葉と実とは別々にして保存してください。
酢漬けにすると紅い色素がよく定着し、最長で4ヶ月間の保存が可能です。
ちょっとおしゃれな味を楽しみたければピクルスを二十日大根で作るのもおススメです。お酢に砂糖、昆布茶、塩、赤唐辛子を加えて冷蔵庫で2日寝かせれば完成です。お酒のお供に是非いかがでしょうか。
店における食べ頃
真冬と真夏の厳しい季節を除けばその名の通り、種まきから20日くらいで育ち、収穫できます。3月から10月頃までが旬といえます。
地面に植えなくてもベランダなどでプランターを用いての栽培も容易です。芽が出たら適度に間引きして正常な成長を促すようにしましょう。
鮮やかな色はアントシアニンによるものです。抗酸化作用により老化防止などが期待できます。ビタミンCも含まれているので肌の健康や美容に効果があります。
そのほかに葉酸も豊富なことから増血作用による貧血の予防・解消が見込めます。
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その他野菜一覧
緑黄系
アスパラガス / 南瓜 / 小松菜 / サヤインゲン / サヤエンドウ / シシ唐辛子 / 紫蘇/大葉 / 黄ピーマン / 赤ピーマン / 春菊 / チンゲン菜 / 蔓紫 / トマト / 菜の花 / 韮 / 人参 / パセリ / フキ / 緑ピーマン / ブロッコリー / ホウレン草 / 三つ葉 / モロヘイヤ / わけぎ
淡色系
枝豆 / カブ / カリフラワー / キャベツ / 胡瓜 / 牛蒡 / サニーレタス / 生姜 / スイートコーン / せり / セロリ / 大根 / 竹の子 / 玉葱 / 茄子 / 大蒜 / 葱 / 白菜 / レタス / 蓮根 / ゆり根 / 生椎茸
芋系