オカヒジキ (おかひじき)

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Saltwort 20080911 Flower」、あおもりくま ( Aomorikuma ) - 青森県青森市 合浦公園 作、Wikipedia 提供。

オカヒジキ に含まれる主要栄養素

栄養素名 カルシウム カリウム カロテン ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンC 食物繊維
100g含量 - - - - - - - -
一日
所要量
- - - - - - - -
単位 (mg) (mg) (mg) (μg) (mg) (mg) (mg) (g)

自生地が減少するオカヒジキ

日本では北海道から本州、四国、九州及び南西諸島に、国外では朝鮮から東アジアにかけて分布する植物です。日当たりの良い海岸の砂浜や砂礫地、塩生地等に生育します。

和名の由来は、多肉質の葉が海藻のヒジキに似ていて、陸上に生育するところからきています。長さ1.5センチ前後の葉をつけた茎が地を這うように生えています。

生育地の海岸が開発されてしまったためにその数は減り続けています。秋田県、宮城県、東京都、鳥取県、鹿児島県、沖縄県などでは、地方公共団体が作成したレッドデータブックに掲載され保護されています。

オカヒジキの旬

天然物は4〜5月になりますが、ハウスでも栽培されていてこちらは通年食べることが出来ます。開花前の若い芽を食用にします。

オカヒジキの効能

ビタミンA、カリウム、ミネラルなどの栄養がバランス良く含まれています。また、鉄分、カルシウム、ビタミンCなども含まれており、特にカルシウムはほうれん草の倍以上含まれています。カルシウムを骨に沈着させる作用のあるビタミンKも豊富で、これは出血を止める作用も持っています。

ガン予防、動脈硬化予防、風邪予防、美容に大変優れた野菜です。

オカヒジキの食べ方

海岸に自生しているものは、生で齧ると塩気が効いてキャベツの浅漬けのような味がします。食用としてハウスなどで栽培されているものは味に主張がなく、若い葉や茎をサッと茹でておひたしや和え物などにして食べられます。シャキシャキの歯ざわりと瑞々しい食感を楽しむためには、あまり茹ですぎないのがポイントです。

家庭における保存方法

おかひじきは乾燥しないようにラップに包むまたはビニール袋やポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜庫に入れておきます。

それでもなるべくは鮮度のいいうちに早めに使い切るようにするといいでしょう。

野菜にとって、乾燥は敵でもあるので、それを防ぐためには袋に入れる、新聞にくるむ、濡れた新聞を使うなどの工夫が必要になるようです。

そういったことをするだけでも3〜4日は日持ちするので、腐るのを防ぐことができるようになります。

店における食べ頃

鮮やかな緑色が濃く艶があるものを選びましょう。

おかひじきは若い目の部分が美味しく、育ちすぎるととても固くなり食用に向かなくなります。なので茎が太く全体に大きくなって成長しているものではなく、短い間に摘み取ったものを選ぶようにしましょう。

茎の切り口が変色していたり、全体に黄色みを帯びているものは鮮度が落ちている証拠なので、避けるようにしましょう。

おかひじきは4月中旬〜5月にかけてが旬ですが、パック詰めされたものは通年流通するようになっています。

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