ハコベ (はこべ)
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"Chickweed (aka)" by Andre Karwath aka Aka - 投稿者自身による作品. Licensed under CC 表示-継承 2.5 via ウィキメディア・コモンズ.
ハコベ に含まれる主要栄養素
栄養素名 | カルシウム | 鉄 | カリウム | カロテン | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンC | 食物繊維 |
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100g含量 | - | - | - | - | - | - | - | - |
一日 所要量 |
- | - | - | - | - | - | - | - |
単位 | (mg) | (mg) | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) | (g) |
繁縷(はこべ)
繁縷とは・・・春の七草の一種で、世界に120種類あり、日本には約18種類存在します。
ナデシコ科ハコベ属で、コハコベは越年草。
ハコベラとも呼ばれます。
ハコベ属の特徴・・・背の低い草木で、一年草、越年草または多年草。茎は株状になるか1本立ちになり、よく枝分かれして密集した群落をつくります。
茎には節があり、節ごとに葉を互生します。
葉は扁平で、茎の下部に葉柄があるものとないものがあります。花は集散花序か茎先や葉腋に単生します。
萼片は5個、花びらは白色までに緑色で5升ですが、根元近くまで深く2裂するものがあるため、一見では10升に見える。
まれに花びらが退化してないものもあります。雄蕊は10個、花柱はふつう3個で、果実はふつう6裂します。
小鳥やひよこの餌としても知られており、日本だけでなく海外でも餌として利用されてきました。
昔から血の道を司る食物で、婦人の産前産後に用いられています。
繁縷の旬
繁縷の旬は1〜2月で、冬の間です。
繁縷の栄養成分
たんぱく質、カルシウム、鉄、ミネラル、ビタミン類、サポニン、酵素など栄養価が高いです。
繁縷の効能
止血作用、抗菌作用、美肌効果、鎮痛作用、解毒作用など。
一般に神経痛や腰痛、湿疹、肌荒れ、切り傷、腫れ物、打ち身、痔、鼻血、そして産前産後や月経過多、また、歯の痛み、歯槽膿漏の予防、歯茎からの出血といった症状に対してそれらを改善するために利用されます。
利用する際は、乾燥させた全草を煎じたものが服用されます。
外用では、この煎汁が塗布され、また熱湯で浸出させた生葉のエキスは飲用されます。
繁縷の色と形の特徴
色は緑色で形は扁平です。
白い花が咲いているものもあります。
繁縷のレシピ
繁縷の代表的なレシピは七草粥です。
ほかには繁縷を使った炒め物、白和え、ポタージュ、オムレツがあります。
家庭における保存方法
繁縷は野菜でなくあくまで雑草であるため生で保存するものではなく、繁茂期に生えているものをその都度摘み取って使用します。地域によっては1年中開花しているところもあります。
日陰干しでよく乾燥させると長期保存が可能なため、お茶にするなどして1年中楽しむことが出来ます。
経口摂取以外にも皮膚の湿しんや炎症をを抑える作用をもち、古くは患部にそのまま貼り付ける民間治療も行われていました。ヨーロッパでは現在も皮膚炎のための軟膏の原料として用いられています。
店における食べ頃
春の七草のひとつに数えられる繁縷は、七草粥の具材として一月七日に食べる風習で私たちに身近です。なんとなくお正月どきにたべるものと思われていますが開花期は3月から9月頃です。
無病息災を祈念して食べられる以外にも、繁縷は乾燥させてすりつぶしたものと塩を混ぜて繁縷塩をつくれば、歯磨き粉のかわりに使えます。止血・抗菌作用があり歯茎の引き締めに効果を発揮します。
煎じて飲めば整腸作用が期待できます。ビタミン・ミネラルが体のバランスを整えてくれることに加えてフラボノイドも含むので老化防止・抗がん作用もあります。
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その他野菜一覧
緑黄系
アスパラガス / 南瓜 / 小松菜 / サヤインゲン / サヤエンドウ / シシ唐辛子 / 紫蘇/大葉 / 黄ピーマン / 赤ピーマン / 春菊 / チンゲン菜 / 蔓紫 / トマト / 菜の花 / 韮 / 人参 / パセリ / フキ / 緑ピーマン / ブロッコリー / ホウレン草 / 三つ葉 / モロヘイヤ / わけぎ
淡色系
枝豆 / カブ / カリフラワー / キャベツ / 胡瓜 / 牛蒡 / サニーレタス / 生姜 / スイートコーン / せり / セロリ / 大根 / 竹の子 / 玉葱 / 茄子 / 大蒜 / 葱 / 白菜 / レタス / 蓮根 / ゆり根 / 生椎茸
芋系