トカドヘチマ (とかどへちま)

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"Luffa acutangula1". Licensed under Public domain via ウィキメディア・コモンズ.

トカドヘチマ に含まれる主要栄養素

栄養素名 カルシウム カリウム カロテン ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンC 食物繊維
100g含量 - - - - - - - -
一日
所要量
- - - - - - - -
単位 (mg) (mg) (mg) (μg) (mg) (mg) (mg) (g)

十角糸瓜(トカドヘチマ)の呼び名由来についてご存知ですか?

十角糸瓜の呼び名の由来は、角が10箇所あることからきています。

トカドヘチマはウリ科の植物で、ヘチマにの近縁種です。
表面がなめらかなヘチマとは違っていて、10本の角があることからトカドヘチマと名づけられました。

インド原産で、南アジアから東南アジア、東アジアにかけての広い範囲で栽培があり、日本でも沖縄県や熊本県で栽培が行われています。

ヘチマと同じく観葉植物やスポンジとしても利用できます。もっとも大きな利用は未熟果を野菜として食べることです。

インドでは十角糸瓜は高い人気を誇り、何本も買う方がいるそうです。
炒め物や煮物に使われます。

十角糸瓜の旬の時期

十角糸瓜の旬は7月から9月で、夏から秋に掛けての時期です。

十角糸瓜の栄養成分

水分が多く、ビタミンC、ビタミンB1、カロテンが豊富できゅうりの10倍あります。
カルシウム、鉄、リンも含まれており栄養価が高い野菜です。
抗酸化作用があり、利尿効果も高く、糖尿病や肝臓病にもよいとされてきました。
また、酵素の働きによって飲みすぎや二日酔いにききます。

十角糸瓜の効能

抗酸化作用があり、利尿効果も高く、糖尿病や肝臓病にもよいとされてきました。
また、酵素の働きによって飲みすぎや二日酔いにききます。

十角糸瓜の色、形の特徴

色は緑色で、形は横長で10本の角があります。

十角糸瓜の代表的なレシピ

炒め物のほか、十角糸瓜とソーセージのオイルパスタがあります。

十角糸瓜の炒め物をつくる際は以下のとおりにします。
1、下ごしらえした十角糸瓜を5mmほどの厚さにスライスする
2、フライパンに油を熱してやや強めの火で1の十角糸瓜を炒める
3、十角糸瓜が少ししんなりとしてきたら、塩で味をつけて火をとめる。
加熱でとろりとした食感と油のコクをまとった味になります。

ほかに、揚げ物にすることもできます。
お味噌汁に十角糸瓜を入れても美味しいそうです。

インドのひとりの主婦の方は、十角糸瓜を薄くスライスして卵やたまねぎと一緒に炒めて食べるそうです。
アクがないため、ウリやへちまと同じくスープの具にも使えます。

家庭における保存方法

切ってないものは水気をよく拭きとり、まるごと新聞紙などの紙に包めば冷蔵庫の野菜室で一週間ほど保存できます。さらに長く持たせたければポリ袋をその上にかけておくとよいです。

カットしたものはラップにくるんで、冷蔵室に入れましょう。しかし日持ちはさほど長く望めないため、早めに使い切りましょう。

繊維が多い野菜であるため、家庭での冷凍保存は難しく、食品業者が持っているような急速冷凍機械で凍らせなければ味が落ちてしまいます。

店における食べ頃

収穫は7月初旬から10月初旬です。とくに7月下旬から9月中旬ごろがもっともおいしいとされています。
 
ビタミンとしてCやB1が多く含まれており、かつ低カロリーであることからダイエットに効果的です。
 
お店で選ぶときはあまり大きすぎない、50cm以下のものを選ばないと繊維が硬くなってしまっていておいしくないかもしれません。

食べ頃のものが入手できれば果肉以外にも種も一緒に食べられ、独特の食感が楽しめる茄子とズッキーニの中間くらいの野菜です。

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