ジュンサイ(じゅんさい)
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ジュンサイに含まれる主要栄養素
栄養素名 | カルシウム | 鉄 | カリウム | カロテン | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンC | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100g含量 | - | - | - | - | - | - | - | - |
一日 所要量 |
- | - | - | - | - | - | - | - |
単位 | (mg) | (mg) | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) | (g) |
順際の特徴
順際はハゴロモモ科の一種で多年生の水生植物であり木種のみでジュンサイ属を構成しています。
葉だけを水面に浮かべる水草で池沼に自生して、その若芽の部分だけを食用にしたりして食べられたりします。
主に東南アジアからインド、アメリカなど世界に広く知られている食材です。
この順際の長さは5〜12mmにおよび、葉の付き方はハスの花の葉と同じつき方をしています。
そのため順際は綺麗な水海の水深60〜110cm程度の浅い沼地に生息している食材です。
順際の旬の時期
順際は五月の最後の方から八月の頭までが旬の時期とされており初夏から真夏が旬とされているようです。
順際の栄養成分
主な栄養成分といえば食物繊維が多く独特な粘りがあるため消化吸収の効果を高める働きもあります。
他にも胃腸の調子を整え順際はカロリーが低いためダイエット食にもとても重宝します。
カロリーは5キロカロリーしかないため胃が弱い方や食欲がない時にお勧めな食べ物です。
順際の効能
主な効能はムチンという物質に含まれています。
粘り気が腎臓や肝臓の機能を向上させる働きがあり、体内にある老廃物を出してくれる効能もあったりします。
そのため唾液腺ホルモンの分泌を促したりたんぱく質も多く含んでいるため消化吸収するのを助けてくれる効果があります。
順際の見た目
ツルのように細くなって鮮やかな緑が特徴的でイメージとしては枝豆がかなり小さくなって細くなった感じになっています。
順際の調理法
主に汁物等の中に入ってる事が多く夏場の涼しさを感じさせる食材として用いられたりしています。
他には鍋に好きな材料を入れて順際と煮込んで醤油みりんなどで味付けをした煮込み料理等もあったり。
味噌和えや順際と湯葉と三つ葉のすまし汁なんかにも活用できたりします。
目や色味などにもよく酢の物として活用するにもお勧めです。
家庭における保存の仕方
水洗いしてゆで、水に浸して保存します。
ゆでたものを酢漬けにしておくのも保存方法のひとつです。
いずれも冷蔵庫に入れて保存します。
生のジュンサイは鮮度が命なので、できるだけ早く調理するようにしましょう。
生のものは冷蔵庫で2〜3日、下ゆでしたものは1週間ほど持ちます。
店における食べ頃
じゅんさいは初夏から夏にかけてが食べ頃です。
収穫は早いものは4月頃から始まり9月上旬頃まで行われます。
出始めの4〜6月頃に取れるものが「1番芽」と呼ばれゼリー状の部分が多く品質が最も高いと言われています。
次いで6〜7月に「2番芽」、7以降が「3番芽」と呼ばれています。食べ頃の旬はなんと行っても「1番芽」の収穫が最盛期となる6月から7月にかけてです。
一般的には水煮されたものが袋やビンに詰められて流通していますが、旬の時期には生のままパック詰めされたものも出回ります。
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その他野菜一覧
緑黄系
アスパラガス / 南瓜 / 小松菜 / サヤインゲン / サヤエンドウ / シシ唐辛子 / 紫蘇/大葉 / 黄ピーマン / 赤ピーマン / 春菊 / チンゲン菜 / 蔓紫 / トマト / 菜の花 / 韮 / 人参 / パセリ / フキ / 緑ピーマン / ブロッコリー / ホウレン草 / 三つ葉 / モロヘイヤ / わけぎ
淡色系
枝豆 / カブ / カリフラワー / キャベツ / 胡瓜 / 牛蒡 / サニーレタス / 生姜 / スイートコーン / せり / セロリ / 大根 / 竹の子 / 玉葱 / 茄子 / 大蒜 / 葱 / 白菜 / レタス / 蓮根 / ゆり根 / 生椎茸
芋系