マコモダケ (まこもだけ)
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"Wild rice stems" by Micromesistius - 投稿者自身による作品. Licensed under CC0 via ウィキメディア・コモンズ.
マコモダケ に含まれる主要栄養素
栄養素名 | カルシウム | 鉄 | カリウム | カロテン | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンC | 食物繊維 |
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100g含量 | - | - | - | - | - | - | - | - |
一日 所要量 |
- | - | - | - | - | - | - | - |
単位 | (mg) | (mg) | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) | (g) |
真菰筍とは
マコモは、イネ科マコモ属の多年草で、別名ではハナガツミといいます。
マコモダケは食用として用いられ、東アジアや東南アジアに分布し、日本では全国的に見られています。
花期は夏から秋で、雌花は黄緑で雄花は紫色となっています。
たけのこをやさしくしたような食感でほのかな甘みがあり、ヤングコーンのような香りを放ちます。
旬の時期
マコモダケの収穫は秋で、新芽の根元が十分に肥大したら収穫し、収穫が遅れると食感や味が落ち、商品価値がなくなってしまいます。
真菰筍の栄養成分
マコモダケには食物繊維が豊富に含まれており、ビタミンB1、カルシウム、鉄などのミネラル類、葉緑素が含まれています。
真菰筍の効能
マコモダケに含まれる栄養成分が消化器官の運動を促進し、腸内の大腸菌を減らし、慢性疾患を予防します。血圧の上昇を抑制することから脳障害を防ぐこともできます。
免疫力や抵抗力を高め、性ホルモンの働きを良くし、糖代謝を促進し、がんを予防するなどさまざまな効能が見られています。
真菰筍の形や色の特徴
マコモダケは薄緑で、平行葉脈となっています。雄花、雌花はそれぞれ色が違います。
代表的なレシピ
マコモダケにはクセがないので新鮮なものは生で食べることもできます。茹でたり、グリル焼き、炒め物などで活躍します。細かく刻んで餃子やハンバーグのネタに入れるのもいいですし、チャーハンの具にするのもいいでしょう。
普段と一味違ったものが味わえるので、新感覚で楽しめると思います。
チャーハン以外にもご飯と一緒に炊いて炊き込みご飯にしたり、チンジャオロースにたけのこの代わりとして入れるのもいいでしょう。
食感と香りを楽しみながら食事を楽しむことができます。
クセがなくさまざまな効能を発揮してくれるので栄養価が高いことがわかります。野菜が苦手な人やがんが気になる人、高血圧の人などは食べやすいのでマコモダケを食べることがお勧めされます。
家における保存方法
真菰筍は乾燥しないようにナイロンなどの袋に入れ、冷蔵庫で保管します。通常野菜は生えている状態の、根元を下にして立てて保存するのですが、真菰筍は逆に根側を上にして保存する方が鮮度を保つことが出来ます。
冷凍で保存する場合は、生のまま冷凍すると解答したときフカフカになってしまい美味しくなくなります。冷凍保存する時はあらかじめ用途に合わせて切り分け、スライスやスティック状にしたものをさっと固めに下茹でします。バットなどに薄く広げて凍らせましょう。炒め物や汁物、煮物に凍ったまま投入しましょう。
店における食べ頃
地方や定植時期にもよりますが、概ね9月中旬〜11月の間の約一ヶ月間ほどしか収穫出来ません。美味しく食べられる旬の時期は9月下旬から10月中旬頃になります。
肥大した茎の部分が直径3センチ位になり、白く艶があるものを選びましょう。膨らみすぎていたり表面が青々としたものは、収穫時期が遅く中に「マコモズミ」と呼ばれる黒い斑点が出来ている場合があります。毒ではありませんが、味や見た目が悪くなります。
また収穫後間もない新鮮なものを選びましょう。根元の切り口が白く新しいものが新鮮なものになります。
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その他野菜一覧
緑黄系
アスパラガス / 南瓜 / 小松菜 / サヤインゲン / サヤエンドウ / シシ唐辛子 / 紫蘇/大葉 / 黄ピーマン / 赤ピーマン / 春菊 / チンゲン菜 / 蔓紫 / トマト / 菜の花 / 韮 / 人参 / パセリ / フキ / 緑ピーマン / ブロッコリー / ホウレン草 / 三つ葉 / モロヘイヤ / わけぎ
淡色系
枝豆 / カブ / カリフラワー / キャベツ / 胡瓜 / 牛蒡 / サニーレタス / 生姜 / スイートコーン / せり / セロリ / 大根 / 竹の子 / 玉葱 / 茄子 / 大蒜 / 葱 / 白菜 / レタス / 蓮根 / ゆり根 / 生椎茸
芋系