トウガン (とうがん)
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「W tougan4091」、草花写真館 - 草花写真館 作、ウィキメディア・コモンズ 提供。
トウガン に含まれる主要栄養素
栄養素名 | カルシウム | 鉄 | カリウム | カロテン | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンC | 食物繊維 |
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100g含量 | - | - | - | - | - | - | - | - |
一日 所要量 |
- | - | - | - | - | - | - | - |
単位 | (mg) | (mg) | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) | (g) |
冬瓜(とうがん)の呼び名由来についてご存知ですか?
冬瓜は、ウリ科のつる性の一年草です。
原産はインド、東南アジアで日本では平安時代から栽培されています。
7〜8月に収穫される夏の野菜で、実を食用とします。
実は大きいもので短径30cm、長径80cm程度です。
もともとの名称は「冬瓜」を音読みした「とうが」ですが、これが転じて「冬瓜」となりました。
冬瓜の表記は、果実を丸のまま冷暗所に置いたら他のウリ類がなくなる冬まで保存できるとされることからきています。
ほかに、民話「瓜子姫」の瓜子はこのトウガンからきているという説もあります。
冬瓜の旬の時期
冬瓜の旬の時期は6月から11月で、夏から秋に掛けてです。
冬瓜の栄養素
冬瓜自体の水分が95%なうえ、カリウムを多く含み、これにはナトリウム(塩分)を排泄する役割があるので、高血圧に効果があるといえます。
また、肌の健康維持や風邪などに対する抵抗力を高めるビタミンCを含んでいます。
冬瓜の効能
冬瓜には利尿作用があり、高血圧に効果を見出します。
ほかには暑気払い、夏バテ改善に冬瓜を食べると冬瓜の水分がのぼせを抑えて、汗とともに失ったビタミンを補って、暑さでバテてしまった体を癒してくれます。
ですが、冬瓜は体を冷やすといわれており冷えが気になる人や体力の無い人、妊婦さんなどは特に生で食べ過ぎないようにしなければなりません。
冬瓜の色や形の特徴
緑色で細長く、切ると中から白い実が顔を覗かせます。
長さは安定しておらず、短かったり長かったり物によって差があります。
冬瓜の代表的なレシピ
冬瓜の炒め中華塩味、冬瓜のしょうゆ炒め、冬瓜とエビのとろとろ煮、冬瓜とベーコンのポタージュなど
冬瓜は煮物にもスープにも使うことができます。
冬瓜そのものの味はほとんどないので(ほぼ水分で出来ているため)、煮物、あんかけ、酢の物、スープ、蒸し物など他の食材と組み合わせて使われることが多いです。
家庭における保存方法
切ってない状態の冬瓜は通風のよい冷暗所におけば数ヶ月も持ちます。夏に収穫されたものが冬までもつことからこの名前になったという説もあります。
カットされたものは真ん中の種とワタを取除けば日持ちがよくなります。ラップで包んで冷蔵庫に入れて保存できます。しかし切った後はやはり傷みが早くなるのではやめに使い切るようにしましょう。
切ったものを長期保存するには冷凍する必要があります。料理の用途に応じた大きさに切ってまずバットに乗せて冷凍した後、フリーザバッグに詰め替えて冷凍庫で保存すれば調理時に必要な分をすばやく取り出せて便利です。
店における食べ頃
最もおいしいのが収穫時の7月、8月頃です。表面に生えた産毛がなくなってつるつるしだしたのち、皮に粉が吹いてきたときが完熟のサインであり食べ頃です。
冬瓜はローカロリーであることから一般に体を冷やす夏野菜といわれています。収穫時である夏場にたべれば、体の火照りを抑える効果があります。またカリウムを多く含むためその利尿作用により、むくみを抑えてもくれます。
その見た目に反してビタミンCが多く含まれ、肌を夏の紫外線から守ってくれます。
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その他野菜一覧
緑黄系
アスパラガス / 南瓜 / 小松菜 / サヤインゲン / サヤエンドウ / シシ唐辛子 / 紫蘇/大葉 / 黄ピーマン / 赤ピーマン / 春菊 / チンゲン菜 / 蔓紫 / トマト / 菜の花 / 韮 / 人参 / パセリ / フキ / 緑ピーマン / ブロッコリー / ホウレン草 / 三つ葉 / モロヘイヤ / わけぎ
淡色系
枝豆 / カブ / カリフラワー / キャベツ / 胡瓜 / 牛蒡 / サニーレタス / 生姜 / スイートコーン / せり / セロリ / 大根 / 竹の子 / 玉葱 / 茄子 / 大蒜 / 葱 / 白菜 / レタス / 蓮根 / ゆり根 / 生椎茸
芋系